村岡つぐまさ/山口県知事選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も! | 選挙立候補者研究所

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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知事

任期満了に伴う山口県知事選挙(2022年1月20日告示、2月6日投開票)に現職の村岡つぐまさ氏が3選を目指して立候補する意向を表明されていますので村岡氏に関する情報をまとめています。

村岡つぐまさ氏の

    ・経歴
    ・学歴
    ・ご家族
    ・年収
    ・実績や評判
    ・公約
    ・その他

などについて記事をまとめていこうと思います。

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村岡つぐまさ/山口県知事選挙の経歴や家族は?

名前 村岡嗣政(むらおかつぐまさ)
生年月日 1972年12月7日
出身地 山口県宇部市
最終学歴 東京大学経済学部卒業
職業(前職) 山口県知事
趣味 ジョギング、読書

村岡つぐまさ氏は山口県宇部市の出身で、宇部市立西岐波小学校、岐波中学校、山口県立宇部高等学校から東京大学経済学部へと進まれました。大学卒業後、自治省(現総務省)に入省します。

総務省自治財政局財政課財政企画官の時、病気で辞職された山本知事(当時)の後継者として自民党・公明党の擁立を受けて2014年の山口県知事選挙に立候補し、41歳で初当選しました。

2017年には自民党に入党し、2018年に再選を果たしました。

中国地方知事会会長、全国知事会 デジタル社会推進本部長、中央教育審議会委員、下関北九州道路整備促進期成同盟会会長なども務められています。

村岡つぐまさ氏公式サイト

山口県庁 知事のプロフィール

村岡つぐまさ氏 フェイスブック

村岡つぐまさ氏 Twitter

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の学歴は?

村岡つぐまさ氏の学歴については、山口県立宇部高等学校卒業、東京大学経済学部卒業となります。

出身高校は?

山口県立宇部高等学校は、山口県宇部市に所在します。

1950年に「山口県立宇部北高等学校」(男子校)と「山口県立宇部南高等学校」(女子校)が統合され、「山口県立宇部高等学校」として発足しました。

「山口県立宇部北高等学校」(男子校)は1919年に「宇部村立宇部中学校」として開校しました。

「山口県立宇部南高等学校」(女子校)は「山口県立宇部女子高等学校」(1913年、「私立済美実科高等女学校」として開校)と「山口県立宇部第二女子高等学校」(1911年、「宇部女子実業補習学校」として開校)が1949年に統合されたものです。

現在の山口県立宇部高等学校は、自ら「1919年創立」としています。

つまり、同校は「宇部村立宇部中学校(男子校)として創立された「山口県立宇部北高等学校」(男子校)が、1950年に山口県立宇部南高等学校(女子校)を統合して共学校となった」ということでしょう。

現在については、以下、「みんなの高等学校」から引用します。

全日制の普通科と理数科を置き、普通科は2年次から「文系」「SG」「理系」に分かれます。文部科学省のSSHに指定されています。ほとんどの生徒が進学を希望し、卒業後は大半の生徒が「山口大学」「岡山大学」「九州大学」など地元の国公私立大学に進学します。
難関大学を含む国立大学に毎年150名ほどの合格者を出す県下有数の進学校です。
部活動においては、運動部と文化部がいずれも盛んで、特に、テニス部が秋季宇部大会で優勝するなど輝かしい成績をおさめています。

みんなの高等学校 山口県立宇部高等学校

出身大学は?

東京大学は欧米諸国の諸制度に倣った、日本国内で初の近代的な大学として1877年に設立された国立大学です。 日本の大学の頂点に立つといえるでしょう。

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の家族は?

村岡つぐまさ氏のご家族については、奥様と娘さん2人がおられます。

公式サイトで公表されていますが、フェイスブックでも2018年2月4日節分に娘さんとの微笑ましい写真が投稿されていました。

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の年収は?

山口県庁のホームページ上に「山口県職員の給与・定員管理の状況(2020年度)」というデータが掲載されています。

山口県庁ホームページ 山口県職員の給与・定員管理の状況

2021年度も新型コロナウイルス対策等のために同じく減額されて総額も変らなかったとすると、村岡つぐまさ氏の知事としての年収は基本的には18,318,000円と考えられます。(通勤手当等を除く)

内訳は下表のとおりです。

給料:1,161,000円/月(減額後) × 12か月 = 13,932,000円
期末手当:1,290,000円/月(減額前給料額) × 3.40か月 = 4,386,000円

ただ、今回は任期満了で更に退職金が支給され、その額は30,960,000円と計算できます。計算式は次のとおりです。

1,290,000円/月(減額前給料額) × 48か月 × 0.50 = 30,960,000円

合計すると2021年度年収は49,278,000円だったと思われます。

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の実績や評判は?

村岡つぐまさ氏の公式サイトに「2期8年間の主な取り組み」として次の実績が掲載されています。

県内への移住者増加や借入金残高の圧縮は、どこの自治体でもできているわけではないので、特筆されるべきかと思われます。

1. 新型コロナ対策

  ➀医療を受けられない自宅療養者の発生ゼロ

  ➁感染した妊婦は全員を直ちに専門医療機関で受入れ

  ➂ワクチン接種率全国1位(全国最速で接種率80%到達)

  ➃徹底した調査・検査で感染経路不明率は全国2位の低さ(感染第5派)

  ➄コロナ対応力ランキング全国2位(2021.10日本経済新聞)

  ➅経営悪化した事業者を県独自の支援金で支援

2. その他

  ➀成長分野である医療関連分野の産業集積を促進し、医薬品原薬生産額は全国1位

  ➁幹線道路網の整備(山陰道、小郡萩道路、下関九州道路、藤生長野バイパスなど)

  ➂「乳幼児の育ちと学び支援センター」開設

  ➃山口県への移住者数が年々増加し、直近4年間で2倍

  ➄政府関係3機関(JAXA、水産研究・教育機構、艦艇装備研究所)を山口県へ誘致

  ➅河川改修、「逃げ遅れゼロ対策」など、ハード・ソフト両面で防災対策の抜本強化

  ➆県の借入金残高を700億円超削減

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の公約は?

村岡つぐまさ氏の公式サイトに掲載されている、次の内容が公約に相当すると思われます。

➀世界中が直面している新型コロナウイルスの危機から、県民の皆様の命と健康を守り抜きます。

➁長引くコロナ禍によって大きな影響を受けている地域経済や暮らしを再生し、山口の元気を取り戻します。

➂このコロナ禍を乗り越え、将来にわたって、安心で希望と活力のある山口県を創るために、これまで取り組んできた「3つの維新」をさらに進化させ、山口県の新たな未来に向けた県づくりをしっかりと前へ進めていきます。

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の立候補した理由は?

村岡つぐまさ氏が、今回の山口県知事選挙に立候補の理由として話された内容は見付かりませんでした。

敢えていえば、前項の公約が、それに相当するかと思われます。

現職の首長は3期は務める通例があって、それに倣われたように思われます。

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の選挙結果は?

村岡つぐまさ氏は2014年の山口県知事選挙で初当選しました。

前知事(当時)の山本繁太郎氏が病気のため辞職されたことによる選挙であり、新人同士の争いになりました。

総務省官僚だった村岡氏が、自民党と公明党により、山本県政の後継者として擁立・推薦された次第です。

前回(2012年)の知事選挙で第3位の得票数だった元民主党衆議院議員の高邑勉氏と、共産党県委員会委員で元周南市議の藤井直子氏との争いでしたが、投票数の過半数を制したので圧勝といえるでしょう。

2018年の選挙も危なげなく当選されています。

投票日2014年2月23日 村岡 嗣政(新人)(無所属)(自民、公明推薦) 286,996票
高邑 勉(新人)(無所属)(生活推薦)     115,763票
藤井 直子(新人)(日本共産党)        46,402票

投票率 38.82%
投票日2018年2月 4日 村岡 嗣政(現職)(無所属)(自民、公明推薦) 347,762票
熊野 譲(新人)(無所属)(共産、社民推薦)   75,207票

投票率 36.49%

村岡つぐまさ/山口県知事選挙の引退の可能性は?

村岡つぐまさ氏は、現在まだ49歳であり、引退は暫くは無いでしょう。

今後、どのようなことに挑戦されていくか、気になります。

まとめ

今回の選挙では、共産党候補との一騎打ちになるので、上関原子力発電所の再稼働と岩国基地の機能強化へのスタンスとが主な争点になると考えます。

いずれも簡単に進めてよいこととは思われませんが、総合的でバランスの取れた判断が求められるところです。今までのところ、村岡氏は知事として危なげのない対応をされてきたと思われます。

ただ、本人が主体的に関わったのではなく監督不行き届きということでしょうが、公用車削減・買替時の車種選定の不透明さ、衆院選時の山口3区後援会勧誘疑惑で、批判を受けたことがあり、その点は要改善点かと思われます。

村岡つぐまさ氏の私的なコミュニケーションツールを拝見して、次の所感を持ちました。

どちらかというと宣伝には慣れていない一方で、自身についての公開度が高く、狡さが無いと感じました。

・公式サイト
 …2021年12月頃、今回の選挙のために急いで作られたものと思われる。

・フェイスブック
 …2014年の山口県知事選挙時から活用。

・Twitter
 …2020年5月から利用を始める。

自民・公明の推薦による安心感もあるかも知れませんが、強みも弱みも官僚のご出身であることに由来すると思われます。