栗原偉憲/杉戸町長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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町長

現職町長の辞職に伴う埼玉県北葛飾郡杉戸町長選挙(2022年8月2日告示、8月7日投開票)に新人の栗原偉憲氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので栗原氏に関する情報をまとめています。

栗原偉憲氏の

    ・経歴
    ・学歴
    ・ご家族
    ・年収
    ・実績や評判
    ・公約
    ・その他

などについて記事をまとめていこうと思います。

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栗原偉憲/杉戸町長選挙の経歴や家族は?

名前 栗原偉憲(くりはらたけのり)
生年月日 1964年11月17日
出身地 埼玉県北葛飾郡杉戸町
最終学歴 中央工学校卒業
職業(前職) 株式会社栗原建設工業 代表取締役
趣味 (不詳)

栗原偉憲氏は高校まで地元の学校に通い、杉戸高等学校を卒業後、「土木建設の専門学校」と呼ばれる中央高等学校に進学・卒業しました。

東京都内で約5年間修業した後、家業の株式会社栗原建設工業に入社し、30年以上、会社経営に携わってこられました。

杉戸町商工会青年部長、社団法人春日部青年会議所理事長、杉戸小学校PTA会長、杉戸町小学校PTA連合会会長、埼玉県PTA連合会理事、古利根川リバーサポート会長、杉戸町流灯まつり実行委員長、杉戸中央RC会長、等々、地域活動も積極的に担われています。

今回は初めての選挙への立候補で、無所属で出馬されています。

選挙ドットコム 政治家情報 栗原偉憲氏

選挙ドットコム 栗原偉憲氏ブログ

くりはらたけのり杉戸笑福の会 FACEBOOK

栗原偉憲氏 TWITTER

株式会社栗原建設工業 ホームページ

栗原グループ ホームページ

栗原グループ モバイルサイト

株式会社栗原建設工業 FACEBOOK

杉田町長選挙 公開討論会(2022/7/21) 動画

栗原偉憲/杉戸町長選挙の学歴は?

栗原偉憲氏の学歴は、埼玉県立杉戸高等学校卒業、中央工学校卒業です。

出身高校は?

埼玉県立杉戸高等学校は、杉戸町内に所在の高等学校です。

1977年に開校の比較的新しい学校で、栗原偉憲氏が入学された時点では創立5年にも達していなかったことになります。

【参考】みんなの高校情報 埼玉県立杉戸高等学校

出身大学は?

中央工学校は東京都北区に本部を置く専門学校です。

「土木建設の専門学校」とも呼ばれています。

1909年の創立で、現在は次の学科等を擁しています。(学校のホームページより)

建築・木造・設備・室内 …ビルや公共施設を設計

・建築学科(4年制) …即戦力となる理想の建築技術者を育成
・建築工学科(3年制) …しっかりと3年間で建築の基礎から応用を学ぶ
・建築設計科(2年制) …2年間で建築士への準備を
・木造建築科(2年制) …将来は木造建築のプロフェッショナルを目指す
・建築設備設計科(2年制) …実験・実習で体験しながらすべて習得
・建築室内設計科(2年制) …空間デザインのスペシャリストを目指す
・【夜間】建築科(2年制) …働きながら、夢の建築士へ

インテリア・家具・雑貨 …インテリアコーディネートを学ぶ

・インテリアデザイン科(3年制) …デザイン・製作する充実の3年間

舞台TV美術・イベント設営・大道具 舞台TV …美術や大道具を製作

・エンターテインメント設営科(2年制) …舞台・ステージ設営技術者育成学科

土木建設・測量・造園 …理想の都市や街並みを計画

・土木建設科(2年制) …総合建設実習で専門スキルを学ぶ
・測量科(1年制) …わずか1年間で、測量士補へ
・地理空間情報科(1年制) …測量士補から1年で測量士の資格を取得
・造園デザイン科(2年制) …設計・施工・管理の観点から徹底的に学ぶ
・【夜間】土木測量科(2年制) …建設現場で求められる土木&測量のスキルを学ぶ

機械・CAD ロボットや自動車部品の技術開発

・3DCAD設計科(2年制) …就職や実務に強い実践型教育

留学生用に次の科も設置しています。

・情報ビジネス科(2年制) …貿易・国際業務分野への就職
・グローバル科(1年制) …国際社会で活躍できる専門分野への就職
・リベラルアーツ科(1年制) …国内外で言語能力と思考力を活かす分野への就職

就職実績については、学生求人倍率が次のとおりでした。

・建築・木造・設備・室内・インテリア・家具・雑貨・舞台TV美術・イベント設営・大道具 …32.9倍
・土木建設・測量・造園 …56.0倍
・機械・CAD …26.1倍

栗原偉憲/杉戸町長選挙の家族は?

栗原偉憲氏の家族についての直接の情報は見付かりませんでしたが、小学校のPTA会長をされていたことから、ご子息かご息女がおられることが窺えます。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の年収は?

栗原偉憲氏は、建設会社である株式会社栗原建設工業の代表取締役です。

埼玉県内で手広く橋梁補修工事(宮代町・杉戸町)、河川改修工事(久喜市)、住宅補修工事、市道補修工事(春日部市)、橋梁耐震補強工事(春日部市)、河川維持修繕工事、等々を実施されています。

資本金の情報は見付かりませんでしたが、規模は大きいとはいえないものの、活力がある会社と思われます。

工務店社長の年収相場というサイトが見付かりましたので、それを基に想定してみると、代表取締役である栗原氏の年収は1千万円前後ではないかと推測します。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の実績や評判は?

栗原偉憲氏が代表取締役をされている株式会社栗原建設工業は、1962年の設立です。

栗原偉憲氏は1964年生まれなので、お父様か親族が設立した会社の2代目社長と思われます。

2代目は大変とよくいわれます。約30年間も堅実に経営されてきたことは立派で、人望がなせる業ではないかと推察されます。

地域のための奉仕活動にも精力的に関わってこられたことも、政治家としてのスタートにプラスになっていると思われます。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の公約は?

2022年7月22日の公開討論会で、栗原偉憲氏は、次のとおり回答されていました。

建設会社社長や、様々な地域活動を通して、まちづくりに関わってこられた持ち味が遺憾なく発揮されているように窺えます。

1. 杉戸町の一番の課題とは何か?
・5年先10年先のビジョンを示すリーダーがいないためにオリジナリティが出ないことが問題と考える。

・隣の自治体と比べて、公共施設には中途半端なものしかない。

・埼玉県では「どんな学校を造りたいか」を基準に県立高校の再編を進めているが、杉戸町の学校再編は学区を基準としているのでビジョンがない。

1-1. 課題解決するにはどうすればよいか?
・特徴をもたせるために、埼玉県のスーパーシティプロジェクトに参加して情報収集やマッチングを行う(県との連携の強化)。官民の合同チームを作る。

・教育については、制服をジェンダーレスにする。

・子供たちの居場所をつくる。

2. 財源・地域活性化
・他の市町村の取り組みで、良いものは徹底的に真似る。杉戸農業高校も絡めて企業誘致する等、ふるさと納税増額のための施策を行う。

2-1. 産業政策について
・給食において、杉戸町の子供たちは町のものを食べていない。無農薬野菜や地元産野菜を使うようにしなければならない。

・県央道の活用。物流拠点としての杉戸町の特徴を生かす。工業団地建設も選択肢として検討する。

・温泉「うたのゆ」の近くにグランピングができる施設を造りたい。

2-2. 人口減少克服に向けて …人口を流出させない。東京から呼び込む。戻ってもらう。
・広域的な街づくりをする。人口の絶対数は減るのだから、近隣市町村での人の取り合いはせず、各自治体の特色を生かして役割分担をする。

2-3. 役所はどうすればよいのか?
・縦割りの弊害打破のために部門横断的なチームをたくさんつくる。

3. 教育・子育て政策について
➀国際交流事業を推進する。…姉妹都市であるオーストラリア・バッセルトン市との交流促進

➁学区を廃止して学校選択制を導入する。事故防止のためにスクールバスを導入する。

➂スクールカウンセラーをコロナ禍で廃止してしまったことの是非を検証する。

3-1. 学校統廃合・学校選択制導入のあり方について
・どういう学校を作りたいかを決めて、それに沿った統廃合を実施することが大事である。

3-2. 子育て支援・政策について
・杉戸町の特徴として、母親は、子供が小さいうちは家にいて、大きくなってから外出することが多いように思われる。

 そのため幼稚園・小学校の給食費の無償化を進めることが重要と考える。

3-3. 給食費の無料化について
・財政の状況を聴きながら実際に検討を始めている。

3-4. 教員の働き方について …現状では教員の負担が大きい。クラブ活動の指導は民間でできないか。
・杉戸町だけではなく全国的な流れである。自分も賛成する。(他の候補者も賛成)

4. 東武動物公園駅前開発について
・杉戸町コミュニティセンターには商工会が入ることになっている。商工業の発展無しに町の発展は無いので商工会にお任せしたい。

・東武動物公園駅前通りは20m道路。杉戸宿を醸し出すような美しい歩道を造ってほしい。

・原田壽々子氏が提案されていた電柱埋設については既に範囲が決定されている。

 ただ、その先は県道ではなく町道になっているが、町道部分は小川町政時代に電柱を埋設以外の方法で無くした。

 無電柱化には様々な方法があり、それを自分は進めてきた。

 その町道を自分は最終的には県道に格上げしたい。そうすることで県の財源を使えるのでバリアフリーを完全にできる。

4-1. コミュニティセンターの活用について
・原田壽々子氏の提案と同じく、自分も図書館を招致したい。

 また、緑豊かな防災拠点・施設になればよいと考えている。

 あと、商工会を入れたい。

 つまり、基本的には現在の計画に賛成である。

4-2. 駅前通りの開発について
・原田壽々子氏の言われるとおり、駅前通りは元々居住地。計画では商業地とされているが、実際には難しいだろう。

 大島新田まで無電柱・無障害物の道を通した先が漸く商業地として活用できる土地である。

 その商業地で図書館、防災拠点、商工会議所が実現できると考える。

4-3. 町の開発・再生スポットについて
・自分は県道を全て無電柱化し、通りを整備したい。

・窪田裕之氏が言われていた商売の計画は既に為されていて実現すると思われる。昌平高校まで橋がかかるのは実現される。

・西仮グラウンドについては、自分は原田壽々子氏の「元々あそこは中学校のグラウンドの予定だった。遊びながら旅をする、教育的な、人が集まる場所にする。」の構想とは異なり、トイレだけの整備で十分と考えている。

 野球大会を毎年開催する場所なので、彼らにとっては色々な教育機能を持たせるよりも広く使いたいだろう。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の立候補した理由は?

栗原偉憲氏は、選挙ドットコムのページに「政治を志した理由」として、「民間の立場で、今までまちづくりなどを行ってきましたが、もっと民間の力を活かすには、自らが先頭に立ってやるべきだと思い、政治を志しました。」と記されています。

公開討論会の動画を視ると、そのことがありありと伝わってきました。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の選挙結果は?

栗原偉憲氏の国・地方公共団体への立候補は今回が初めてです。

栗原偉憲/杉戸町長選挙の引退の可能性は?

栗原偉憲氏は、公開討論会で、「栗原社長」と呼ばれるなど、他の候補者から一目置かれている様が感じられました。

他の候補者の構想についての見通しを示されるなど、候補者の中で貫禄は一番だったのではないかと思われます。

今回の選挙で当選される姿も、筆者には自然にイメージできました。

仮に落選したとしても、次回以後の町長や町議会議員の候補者としては無視できない存在ではあるでしょう。

また、栗原偉憲氏は現在57歳で、政治家としては若い年齢です。

将来的には社長業をご子息に譲られて、自身は政治家として地元にますます尽くしたいと思われているのではないかと思われます。

社長業を続けて来られた30年ほどと同じぐらいの期間、今度は政治家として頑張るお積りではないかと思われました。

まとめ

栗原偉憲氏は、今回の選挙の4候補者の内、唯一議員経験がありません。

しかし、終盤では、前町長の後継者であることを明言されている原田壽々子氏からも、「栗原社長」と呼ばれるなど、貫禄が際立っていたように思われます。

他の候補者である稲葉光男氏も、司会者も栗原氏には一目置いている様子で、栗原氏の提言を引き取って発言される場面が幾つかありました。

栗原氏は建設会社社長という街づくりに直接関与する存在であるため、まちづくりで議員よりも深い知識を有しているところがあると思われます。

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