北村貴寿/大村市長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も! | 選挙立候補者研究所

北村貴寿/大村市長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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市長

任期満了に伴う大村市長選(2023年10月22日告示、10月29日投開票)で、北村貴寿氏が出馬の意向を表明しました。

こちらのページでは、北村貴寿氏の

・経歴
・家族
・年収
・選挙結果

などについて記事を書いていきます。

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北村貴寿/大村市長選挙の経歴は?

北村貴寿氏のプロフィールを簡単にまとめてみました。

名前 北村貴寿(きたむらたかとし)
生年月日 昭和48年2月6日
出身地 長崎県大村市
最終学歴 長崎大学大学院 経済学研究科
職業(前職) 長崎県議会議員
趣味 バイク、替え歌、山あるき

北村貴寿氏は昭和48年に長崎県大村市で生まれ、2011年に大村市議会議員選挙に1,673票の得票で初当選しました。

長崎大学大学院経済学研究科では、経営学修士を46歳で修了しています。

社会福祉法人瑞鳳会の理事長、及び介護サービスセンターベイサイド大村の理事長も努めており、福祉事業に長年にわたり従事しています。

北村貴寿氏 公式サイト

北村貴寿氏 Twitter

北村貴寿氏 Facebook

北村貴寿氏 Instagram

北村貴寿/大村市長選挙の学歴は?

北村貴寿氏が卒業した高校は長崎県立諫早商業高等学校、卒業した大学は長崎大学大学院 経済学研究科と記載がありました。

出身高校は?

長崎県立諫早商業高等学校は長崎県諫早市に所在する県立の高等学校であり、通称諫商(かんしょう)と地元で呼ばれています。卒業生には元サンフレッチェ広島Jリーガーの山口哲治さんなどがいらっしゃいます。

学科として商業科・情報科を有しており、長崎県内の県立高校で情報科の設置校は諫早商業高校だけです。

従来の情報処理科とは異なり、情報に関する科目を集中的に学習できる学科として知られています。

出身大学は?

北村貴寿氏が入学した長崎大学は、1949年に設置された国立大学で、長大(ちょうだい)という略称で知られています。

長崎大学の歴史は古く、その起源は幕末の1857年に長崎奉行所内に開設した日本最古の医学校「医学伝習所」にさかのぼります。その後、直接の前身は1923年に創立された長崎医科大学であり、旧制六医科大学の一つでした。

長崎大学は多くの学部を有しており、特に理系の学部が多く、1997年には文理融合型の環境科学部が設立され、2014年には多文化社会学部も設置されました。

長崎市が太平洋戦争末期に原爆攻撃を受けた歴史を持つことから、長崎大学は「核兵器廃絶研究センター」(RECNA)を設立し、放射線被曝医療にも力を入れています。

この背景から、福島第一原子力発電所事故やチェルノブイリ原子力発電所事故の被災地への支援活動も行っています。

北村貴寿/大村市長選挙の家族は?

家族構成についてですが、北村貴寿氏のホームページにて、「妻 理子(医師:北村理子クリニック皮ふ形成外科)、長男」との記述がありました。

奥様の理子さんは、長崎大学病院メディカル・ワークライフバランスセンターの「あじさいプロジェクト」のインタビューに答えており、子育てをしながらの仕事への取り組みや、家族の様子について語っています。

(参照:輝く卒業生インタビュー<vol.11>|あじさいプロジェクト|長崎県女性医師就労支援|医師の就労環境改善|女性医師復職支援の情報サイト|ワークライフバランス)

北村貴寿/大村市長選挙の年収は?

今現在の北村貴寿氏の収入に関する情報は得られませんでしたが、北村貴寿氏はこれまで長崎県議会議員を1期務めています。

参考として、長崎県議会議員の給与月額は800,000円との記載がありました。
(参照:長崎県の人口・財政・選挙・議員報酬|政治山)

このことから、長崎県議会議員の給与を年収に換算すると、

800,000円 ✕ 12ヶ月 =9,600,000円

期末手当が年間の支給割合で3.3ヶ月分=2,640,000円支給されますので、おおむねの年収は合計で12,240,000円の計算となります。

また、北村氏は社会福祉法人の理事長も務めており、関連した仕事の報酬もあるものと思われます。

北村貴寿/大村市長選挙の実績や評判は?

北村貴寿氏は先述の通り、直近では長崎県議会議員を務めています。

北村氏は長崎県議会議員時代に幅広い政策実績を持ち、会派は自由民主党に所属しました。その主な実績は以下の通りです。

長崎県骨髄ドナー支援制度の創設:骨髄ドナーに対する支援制度を設立し、医療の向上とドナーへのサポートを推進。

長崎県総合防災ポータルサイトの全面改修:災害時の情報提供と防災意識の向上を図るため、ポータルサイトをアップデート。

免疫喪失におけるワクチン再接種費用の助成制度の創設:免疫系の弱い人々へのワクチン再接種を支援しました。

骨髄移植ドナーへの支援充実に関する意見書の可決:政府や国会に対し、骨髄移植ドナーへの支援の充実を求める意見書の可決に貢献。

原油・原材料高騰における緊急資金繰り対策貸付制度の創設:近年の原料価格高騰に対する緊急資金繰り支援を提供しました。

障がい者アートの普及事業:障がい者の芸術活動の支援と普及を促進。

県の災害備蓄体制強化:地域の防災体制の向上と災害時の支援強化に取り組みました。

(参照:活動実績 – 北村タカトシオフィシャルサイト より概要を作成)

これらの実績は、北村氏が長崎県下の政策において多くの分野で貢献し、地域社会の発展と福祉向上に寄与したことを示しています。

社会福祉法人の理事長を務めている実績があることからも、福祉分野に携わる市民を中心とした支持者からの期待も厚いものであると思われます。

一方で、過去には北村氏が、長崎県内のJR大村線車内で酒に酔って手すりをつかみ懸垂した様子の動画がSNSで広まったことがあります。

これは、北村氏は高校の同窓会から帰宅中に酒に酔って電車内で懸垂を繰り返し、乗客がその様子を撮影しツイッターに投稿されたことがきっかけによるものです。

北村県議はツイッターで謝罪するとともに、県庁でも会見し、記憶が不確かながらも乗車マナーに反する行為を行ったことを認め謝罪を行いました。

また、2006年に自身のブログで過去に飲酒運転したことをほのめかしたことも判明し、それについては厳罰化前の出来事で有ることと、まだ議員ではなく介護職員当時のことであったことも併せて釈明しました。

(参照:北村貴寿県議が謝罪「私のとったこの行動は不適切」 酔っ払って列車内で懸垂する姿がSNSで拡散― スポニチ Sponichi Annex 芸能)

北村貴寿/大村市長選挙の公約は?

北村貴寿氏のホームページには地元長崎県大村市を活性化させるための政策が掲げられています。

教育の無償化: 大村市の子育て政策を更に進めるべく、給食費無償化、制服支給、公共施設利用料無償化などを推進し、子どもの安全対策と教育環境整備を国や県と連携して進める。

身を切る改革と丁寧な歳出改革: 教育費の無償化に億単位の財源が必要な中、自ら身を切る改革の一環として市長退職金を辞退し、さらに市庁舎建設計画の見直しなど徹底的な歳出改革を実施。

みんなのおおむら委員会の設置: 市民主体のまちづくりを推進するため、市民の声を反映しながら市政を進める委員会を設置し、市議会や行政に提言しながら協働する「みんなのおおむら」づくりを実現。

おおむら食料安全保障: 農林水産業の振興と後継者支援を国や県と連携して強化し、農地中間管理機構と担い手の連携強化などを通して自給率向上を目指す。

活き活きおおむら健康社会: 健康寿命を延ばすため、地域包括ケアシステムや生涯スポーツの推進、高齢者の就労ニーズへの対応を通じて、持続可能な社会の構築を目指す。

やさしくよりそうDX: デジタル技術の普及を促進し、デジタル格差を縮小するために「デジタル駆け込み寺」を設置し、相談支援体制の強化を行う。

(参照:政策 – 北村タカトシオフィシャルサイト より概要を作成)
今回の大村市長選に向けては、主に「市や県、国と連携したまちづくり」を会見やその他SNSでも強調しています。

北村貴寿/大村市長選挙の立候補した理由は?

北村貴寿氏は大村市長選出馬において、以下のように語っています。

「教育の無償化であります。丁寧な説明を市民の皆様に繰り返して、この財源を確保していきたい」

(参照:前県議の北村貴寿氏が出馬表明【長崎・大村市長選】 | TBS NEWS DIG (1ページ))

北村氏は市政の主な政策に教育費無償化の実現を掲げ、詳細な政策については8月~9月でミニ集会を市内で開催し、市民の声を反映したものを発表する予定を示しています。

北村貴寿/大村市長選挙の選挙結果は?

過去、北村貴寿氏は長崎県議・大村市議選に出馬しています。

過去出馬した選挙の結果は以下の通りです。

大村市議会議員選挙
(2007年04月22日)
投票率66.23% 得票数:1,022.560 票 [落選]
大村市長選挙
(2010年10月03日)
投票率60.85% 得票数:3,236 票 [落選]
大村市議会議員選挙
(2011年04月24日)
投票率62.78% 得票数:1,673 票 [当選]
大村市議会議員選挙
(2015年04月26日)
投票率57.08% 得票数:1,554 票 [当選]
長崎県議会議員補欠選挙
(2018年02月04日)
投票率44.47% 得票数:9,880 票 [落選]
長崎県議会議員選挙
(2019年04月07日)
投票率48.02% 得票数:7,512 票 [当選]
長崎県議会議員選挙
(2023年04月09日)
投票率46.58% 得票数:7,222 票 [落選]

北村貴寿/大村市長選挙の引退の可能性は?

北村貴寿氏の引退の可能性について調べてみましたが、引退についての情報は得られませんでした。

長年長崎県大村市で活動を続けており、市政への強い思いを考慮すると、現時点で引退を考えている可能性はないと思います。

まとめ

地元長崎県大村市を中心に活動基盤を築き上げてきた北村貴寿氏。

現段階で大村市長選挙には北村貴寿氏のほかに、現職の園田裕史氏が立候補を表明しています。

対抗相手となる園田裕史氏は、大村市長として2期活動しており、看護師の経験から訴える政策と地域住民を巻き込んだ施策の実行力が強みです。

社会福祉法人の理事長を務めた実績のある北村貴寿氏がそれに対してどこまで支持を拡大できるかが鍵であると思われます。

最後までお読みいただきありがとうございました。