片岡将志/東京都議会議員選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果についても! | 選挙立候補者研究所

片岡将志/東京都議会議員選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果についても!

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都議会議員

2021年06月25日告示7月4日投開票で行われる任期満了に伴う東京都議会議員選挙において、ひときわ異彩を放つ立候補者がいます。

片岡将志氏、その人です。定数議席が一議席減って7人区となった、大田区からの出馬となっています。

大田区は現時点で、現職4人、元職1人、新人8人の合計13人が7つの議席を巡って、熾烈な戦いが予想されています。

このほかの動きも見られ、告示日に向かって更に候補者が増える可能性もあります。

ここでは片岡将志氏の

・経歴
・学歴
・ご家族
・年収
・実績や評判
・公約
・その他

についてお伝えいたします。

と、言いたいところですが、片岡将志氏の情報はあまりに少なく、見つけられた情報をここで提供するという事しかできません。

微少な情報から、片岡将志氏のヒトトナリを、なんとか皆様がイメージできるように努めます。

 
 

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片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の経歴は?

ざっくりとした経歴を表にまとめたいところですが、表にするだけの項目を見つけ出せませんでした。

・誕生年は1994年
・好きなものはラーメン二郎
・躁鬱病を患っている
・某宗教団体2世

このぐらいでしょうか。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の学歴は?

片岡将志氏の学歴についての情報は得られていません。

師と仰いでいるのは、尾崎全紀氏のようです。

尾崎氏は、2020年4月5日に行われた坂戸市長選挙においてNHKから国民を守る党から初出馬し、942 票を獲得の上、見事最下位で落選しました。

本業が出版プロデューサーであり、藤森かよこ氏著作の「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」をプロデュースしたとのこと。

かなり強烈な印象を与える人物ですが、この方に心酔しているということから、片岡将志氏は、素直に物事を受け止める性質(たち)なのかも知れないと感じます。

少々世ずれをしていれば胡散臭く感じ、尾崎全紀氏のおっしゃる内容が「案外スッカスカかも…」などと、斜に見てしまいがちです。

片岡将志氏の様に、純粋に受け止めることは、できないのではないのではないでしょうか。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の家族は?

なぜこころのやまい党を作ったのか、こちらもユーチューブにアップされています。

その中で大半の時間を、自分の両親から受けた家庭教育のお話に割いていました。

「お題目をあげる宗教の2世信者」と、自分を紹介し、両親の方針と姿勢から、ご自身が鬱に陥ったとしています。

片岡将志氏が動画の中で明言は避けていましたので、どこの宗教であるのかおおよそ予想できても、はっきりしたことはわかりません。

ただ言えることは、ご両親は、随分と熱心な信者でいらしたようです。

2世という言葉を順当に受け止めれば、「教団の跡取り」と取れないこともありません。

となれば、上記のような大きな教団ではなくなってしまいます。

ここは、信者2世と受け止めることし、それを片岡将志氏は、大層負担に感じていたとのことのみを、心に留め置いたほうが無難かもしれません。

 
 

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の年収は?

何を生業としているのか、実のところわかりませんでした。

ユーチューブの動画については、チャンネル登録者数1,800、配信動画数571本、延べ再生回数81万2910回と、YuTuiraには掲載されていました。

ライブ配信では、常連と思しき人々のチャットが次々と寄せられていますが、ここから収益を得ているのかというと、見当がつきません。

ここで、選挙に立候補するためにクリアしなければならない条件の一つとなる供託金についておさらいしてみましょう。

法令に規定された、法務局などの供託所に供託される金銭を、供託金と言います。

日本において、公職選挙に立候補するときには、候補者は一定額の供託金を選挙管理委員会等に、金銭もしくは債権によって寄託することが定められています。

当選するか、落選だとしても一定以上の票を獲得するという結果が伴っていれば、供託金はすべて返還されます。

しかし、有効投票総数に対して一定票を獲得できなければ、供託金はすべて没収となり、国政選挙であれば国庫に、地方選挙では当該地方自治体に帰属されることとなります。

この一定票数のラインを供託金没収点といいます。

没収されるだけではなく、選挙公営によって公費負担が一部支払われるものなのですが、これが受けられなくなります。

例えば選挙運動用自動車の使用やはがき・ビラの作成、看板・ポスター等の作成、演説会用の立札等の作成といった戦うためのツールに通常公費が充てられていても、没収点をクリアしていなければ、自腹で払わなければならなくなるのです。

衆院選の重複立候補者で比例復活当選のチャンスが巡ってきても、資格は失われています。

簡単な表にまとめてみましょう。

選挙の種類 供託金額(万円) 没収点
衆議院小選挙区選出議員 300 有効投票総数の10分の1
参議院選挙区選出議員 300 有効投票総数をその選挙区の定数で割った8分の1
都道府県議会議員 60 有効投票総数をその選挙区の定数で割った10分の1
都道府県知事 300 有効投票総数の10分の1
指定都市の市議会議員 50 有効投票総数をその選挙区の定数で割った10分の1
指定都市の市長 240 有効投票総数の10分の1
指定都市以外の市議会議員 30 有効投票総数をその選挙区の定数で割った10分の1
指定都市以外の市長 100 有効投票総数の10分の1
町村長 50 有効投票総数の10分の1

貧しい人でも立候補できるのが、日本の選挙ではないのか!供託金って案外の額だな!と言われそうです。

が、選挙は「売名」にとても有効に働くものだということを忘れてはいけません。

国のお金を使って、個人的な売名行為を展開させることが目的だとしたら、これは由々しき問題です。

このような不届き者は、税金が使われて行っている選挙の場から、排除せねばなりません。

供託金を寄託させ、没収点を設定することで、立候補者の「本気度」を推し量ることが目的です。

懸命に取り組んで、有権者の理解を得る努力を怠らなければ、没収点ぐらいはクリアするでしょうよ!ということなのです。

実際排除は無理ですから抑制に留まるのですが、表を見れば、絶妙なラインで金額も没収点も、設定されていることが見て取れます。

ただし、過去、社会主義政党が国政の場に進出することを防ぐ目的に使われたこともありました。

ですから、国政の場に誰を送り込むのかを決める選挙は、国の主権者たる国民にとって大切なものなのです。

少々話が飛びましたが、供託金の話を見ても、片岡将志氏は今回、60万円を支払っています

伊達や酔狂で立候補したわけではないんじゃないのか?と受け止めることができます。

本人が出したのか、はたまた応援者か。応援者ならば、どこからお金が出ているのかは不明ですが、没収されてもいいというわけではないでしょう。

動機や主張が稚拙だと感じても、それはパーソナルの範疇です。「本気度」が低いとは、言い切れません。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の選挙の実績や評判は?

まず、片岡将志氏が代表を務める「こころのやまい党」ですが、「党」といっても正式な政党ではありません「団体」です。

政党となるためには、以下の条件のいづれかを満たしていなければなりません。


・所属国会議員が5人以上いる団体
・国政選挙にて全国で得票率2%以上を獲得した団体

ここでの国政選挙は、前回の衆議院議員総選挙、前回又は前々回の参議院議員通常選挙のいずれかになります。

「心の病党 小さな決起会」と題した動画がユーチューブにアップされています。

4月22日に会を立ち上げた模様です。

政党であれば党首となるのですが、あくまでも代表となっていますから、政党ではなく「団体」、そして「政治団体」であると判断できます。

ライブ配信では、リアルタイムに応援メッセージが届けられます。

ある程度の常連で、配信を楽しみにしているのでしょう。それだけ共感している人も多いのです。

その人数が、選挙に生かされるだけの数なのかというと、話は違ってきます。

この程度の人数では、供託金没収点にも届きません。

大田区の都議会議員選挙の供託金没収点は、5,000票程度。

片岡将志氏のユーチューブチャンネル登録者がすべて選挙区の有権者であって、片岡将志氏に入れたとて、クリアできるラインには届きません。

ツイッターのフォロワー数を見てみると、2,237人になっていました。

かなり頑張っている印象は受けますが、票に結びつくとは言い難いでしょう。

どのような選挙戦略を建てているのでしょうか。

 
 

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の選挙の公約は?

NHK日本放送協会の放送スクランブル化を主張する古い政党から国民を守る党の党首立花孝志氏との関係があるようなニュアンスがみられます。

しかしどのような形で関わっているのか、組織的に属しているのか、協力体制にあるのか、ただ単に片岡将志氏がシンパシーを感じているのか、全くわかりません。

属している政党がないのですから、政党のマニフェストを受けてどうするこうするというビジョンも見えません。

NHK日本放送協会の放送スクランブル化を支持していることを、強く打ち出しているとも思いません。

選挙活動は主に駅前などに立ち、繰り返しテープを流している様子をライブ配信しているのが、もっぱらの選挙活動のようです。

「こちらは こころのやまい党です。
コロナ鬱をゼロに!過度なコロナ自粛に反対します。
このコロナ渦で、うつ病などの精神疾患の方が増加しております。
映画館、美術館、大学、リスクの少ない業種まで制限をされ、さまざまな楽しみが奪われてます。
今一度、何が必要で、何を恐れるべきなのか、考えてみませんか?」

テープはこの文言を、幾度も繰り返します。

「考えてみませんか」と問いかけ、「だから」というのがないことが非常に残念です。

「そうであるとすればどうすればいい」というご自身の考えがないと、片岡将志氏のファンではない有権者は戸惑うばかりです。

最終的には「え?だからどうした?」となります。

また片岡将志氏が「こうしたらいい」という代替え案を出せたとして、それが正解だと主張するためのエビデンスも必要です。

選挙において、理解しにくい候補者を、一生懸命に理解しようとする人は、そこまで多いとは思えません。

「わかりにくい」となれば、自分が投票するかもしれない候補者選びから、外してしまうものです。

関東テレビ(ネット上で動画を配信しているものと認識しています。)では、記者の問いに、「都の時短要請や野外でのマスク着用等を問題視している」といった内容の回答を行っていました。

これが議員となって片岡将志氏がやりたいことであるようです。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の選挙の立候補した理由は?

ユーチューブにアップされている立候補表明に近しい動画「某宗教団体2世の片岡将志です」の中で、「一人でも多くの心を病んでしまった人が良くなることを願っています」と語っています。

ご自身が躁うつ病に悩まされていると語り、同じ苦しみを持つ人に向けて呼びかけてます。

この動画の内容が、立候補をした理由に近いのかもしれません。

相談窓口として、ご自身の携帯番号を掲載しています。

プライベートで使用している電話ではないのかもしれませんが、動画上で動いている人に直接できる電話があるということに、少々ギョッとします。

しかし「誠意をもって」という気持ちで公開したのではないかとも思えます。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の選挙結果は?

2021年06月25日告示7月4日投開票ですから、結果はまだ先です。

当確ラインに手が届くところまで行くのは、かなり難しいかと予想します。

とはいえ、N党が議席を獲得するはずがないとタカをくくっていたところ、ツルッと議席を獲得しました。

何が起こるかわからないのが選挙です。

片岡将志/東京都議会議員選挙選挙の引退の可能性は?

政治的な理念がいまいち見えてこない中で、さて片岡将志氏の引退はと言われても、どう考えて良いのやら、見当がつきません。

政治家を目指しているのか否かもわからないのです。

片岡将志氏にとっての引退がなんであるのかつかめない限り、その可能性を語ることはできません。

が、今どのような状況にあるのか、それは動画の中にヒントがありました。

まとめの中でお話しいたします。

まとめ

「かもしれません」が続く記事で、申し訳ない限りです。

情報は本当に足りません。

小さな決起大会の動画の中で、ご友人?が片岡将志氏に「生きているか死んでいるかわからない状態の中から這い出てきて、マイクを持ち、投票される側の人間になった」といった趣旨のことを、片岡将志氏に語り掛けていました。

「下部組織だけど、あなたはあなたの政治活動が、出来るようになった。よかったねっと俺は思う。」とも。

「立候補まで行って一区切りというのも、俺は大賛成だけれども」と続けます。「あなたが愛する社会活動家として生きてゆくということも、出来るかもしれないよ。」

これを見ている当方自身、「え?君の心のリハビリテーションに付き合わされているんですか??」といった考えが、頭をもたげないでもありません。

しかし、そこは「社会が生じさせ見捨てそうになっていた、社会の片隅で生きている人々に、もっと目を向けなければならない。ましてやコロナ渦。この悩みを抱えている人は多いはずだ」という言葉に置き換えて、片岡将志氏の活動への理解を深めてみてもいいのかもしれません。

確かに、心の病を抱えている人たちへの理解を、「わたしはそうではない」と確信している人は怠っていると思われます。

これを知ってほしいという気持ちの表れの立候補なのかもしれないのです。

私たちが、今してはならないことは、いたずらに追い込むことです。

コメント欄に「鬱は甘え病!」と、激しく攻撃している人を見かけました。

片岡将志氏に投票するのか投票しないのかは別の話として、傷つける必要はありません。

選挙なのですから、自分の1票をどう生かすかが、最大で真っ当な意思表示です。

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