岩永裕貴/甲賀市長選挙の経歴や家族は?年収や評判についても! | 選挙立候補者研究所

岩永裕貴/甲賀市長選挙の経歴や家族は?年収や評判についても!

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市長

任期満了に伴う滋賀県甲賀市長選挙は10月18日に行われます。
告示日は10月11日で、再選を目指す現職の岩永裕貴さん(46)が立候補を表明してますが、他に立候補の動きはなく、無投票当選の可能性が大です。
そして11日、他に立候補の届け出はなく、予想通り無投票当選が決まりました。

今回は、現職の岩永裕貴さんの、

・経歴
・家族
・年収
・引退の可能性など

について記事をまとめてみたいと思います。

 
 

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岩永裕貴/甲賀市長選挙の経歴は?

甲賀市長選挙に立候補を表明している岩永裕貴(いわなが ひろき)さんの経歴は次の通りです。

名   前:岩永裕貴(いわなが ひろき、岩永ひろき)
生年 月日:1973年9月3日
出 身 地:甲賀市信楽町
出 身 校:ウィチタ州立大学国際政治学科卒業
趣   味:こどもと散歩
信   条:政治は結果責任
好きな言葉:自覚者が責任者(糸賀一雄氏の言葉)
岩永ひろきさんのHP(2016年市長選当時の内容)
facebook(同上)
岩永ひろき後援会のfacsbook(同上)
twitter(同上)

岩永ひろきさんは1998年大学を卒業し、帰国後は広告代理店に勤務、2003年から実父の岩永峯一衆議院議員の秘書を務め、2005年、同衆議院議員が農林水産大臣に就任したのに伴い大臣秘書官に就任しました。

2009年7月の第45回衆議院議員選挙では、父の地盤を継いで、自民党の公認を受け滋賀4区から出馬する準備をしていましたが、同年2月、父親が宗教団体から受けた寄付金を政治資金収支報告書に記載していなかったという問題が発覚。これを受け、立候補辞退を表明しました。

その後、2012年の大阪維新の会の政治塾「維新政治塾」の設立に際し、岩永ひろきさんはこのテストを受け、合格して入塾。同年12月の第46回衆議院議員選挙に日本維新の会公認で滋賀4区から出馬し、選挙区選挙では敗れましたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活、初当選を果たしました。しかし次の2014年12月の第47回衆議院議員選挙では選挙区で次点、比例区でも復活することはできませんでした。

2015年10月の維新の党(当時)の分裂に伴い、岩永ひろきさんは同党を離れ、2016年1月、おおさか維新の会の支部である滋賀維新の会を設立して代表に就き、翌月には同会の衆議院滋賀第4選挙区支部長に就任します。

しかし同年5月、10月に実施予定の甲賀市長選挙に無所属で立候補することを表明。選挙戦は、自民・公明の支持を受け4選を目指す現職との厳しい戦いでしたが、1,698票という僅差ながらこれを破り初当選を果たしました。

岩永ひろきさんの立候補のキャッチコピーは「合併から12年、今こそ新しい風を!」で、全面に打ち出したのが「新しい風」の必要性です。

客観的に見て、地元の代議士の子息で衆議院議員の経験もあり、知名度も抜群、かつて父の後を継げなかった悔しさを思う人もいるでしょうから、きわめて有利な選挙戦だったと言えなくもありません。しかし僅差の勝利は、若い市長の船出の厳しさを思わせるものだったかも知れません。

岩永ひろきさんが掲げた政策集は「市民の声で作る!甲賀市のまちづくり政策集」と銘打たれていて、例えば一番目に「行政運営の基本ルール」を挙げ、市民対話に基づく市政運営、透明性の確保、官から民へなど7項目でその内容を説明するなど、全部で13のテーマのそれぞれについて数項目の施策で内容を説明しています。それらを合計すれば、38項目にもなります。一見して、これは自治体政策のプロが作ったという感じがします。ハード・ソフト両面にわたってこれほど充実した政策を具体的に提示できる市長選新人候補はいないのではないでしょうか。

岩永ひろきさんは、今年の6月定例市議会の閉会挨拶のなかで、「『アフターコロナ』を見据えた地域経済の回復、豊かさを包摂した希望あるまちづくりに取り組みたい」として、2期目へ挑戦の決意を表明しています。

 
 

岩永裕貴/甲賀市長選挙の家族は?

岩永ひろきさんの家族は娘さん二人です。

趣味が子どもと散歩とあるように、子煩悩な人柄がうかがえます。

岩永裕貴/甲賀市長選挙の年収は?

岩永ひろきさんは現職の甲賀市長なので、

市長報酬は一ヶ月86万7,000円、期末手当は年3.15ヶ月分となっています。
したがって、
年収は、86万7,000円×12ヶ月    =1,040万4,000円
期末手当は、86万7,000円×3.15ヶ月分 =273万1,050円
合計で、1,313万5,050円になります。

但し、今年は、新型コロナ感染拡大に伴う対策費の一部に充てるとして、湖南市長共々期末手当の全額を返上しています。返上額は、報道では156万600円とあります。半期分の全額返上ということかも知れません。

なお、甲賀市の公表資料によれば、特別職の期末手当の月数は副市長他正副議長、議員も3.3ヶ月分で、市長のみ3.15ヶ月分となっています。あるいは、岩永ひろきさんは市長だけ単独で減額している可能性もあります。

岩永裕貴/甲賀市長選挙の引退の可能性は?

岩永ひろきさんは、6月定例議会で再選出馬を表明し、今回2期目当選を果たしました。

今のところ、引退の可能性は低いと思われます。

岩永裕貴/甲賀市長選挙のこれまでの選挙結果や得票率は?

これまでの市長選の結果と得票率は次の通りです。
2016年選挙の得票率は、52.13% 当選

 
 

まとめ

岩永ひろきさんは、無投票当選が決まりました。
岩永ひろきさんは新聞のインタビューのなかで、1期目を振り返って、4年前の38項目の公約を元に、「子育て・教育」「地域経済」「福祉・介護」を基本的な軸として総合計画を策定したこと。そして、具体的には市内全小中学校へのエアコンの設置、トイレの洋式化、ふるさと納税額の激増、75歳以上の高齢者のバス料金の無料化、路線バスのコミュニティタクシー化など多くの成果を紹介しています。また2期目を目指す市の課題として、歯止めがかからない人口減少、道路・河川の防災面での脆弱性、中山間地における暮らしの支援などを挙げ、市民の思いを形にし、市民と協力して市の元気を発信していきたいと決意を述べています。

前回市長選の直前まで大阪維新の会の滋賀第4選挙区の顔、代表で、また43歳という若さでの当選だったにもかかわらず、今回の市長選、いわゆる地元保守、自民党系候補の出馬もなかったということは、自民党衆議院議員の子息という「血縁」に助けられている可能性は否定できないものの、多くの市民が、あの38項目の公約がそれなりに実現されてきていると評価しているからこそなのではないでしょうか。

若い市長はおうおうにして、特に有権者の支持が大きければ大きいだけ、市長職を踏み台にして知事、国会議員へという中央への道を進みがちです。岩永ひろきさんの場合は、もともとが地元衆議院議員の「跡継ぎ」であり、かつて自ら衆議院議員の経験もあるしで、県政、国政への転換の条件は贅沢なほど整っています。

しかし、今回の選挙で対立候補が出なかったということは、市長職で頑張って欲しいという多くの市民の思いの現れなのかもしれません。市の総合計画の対象期間は、前後期各5年の10年が一般的です。岩永版総合計画はまだまだ始まったばかり、総合計画の具体化、岩永ひろきさんが云いう「『便利な田舎』としてバランスのとれたまちづくり」を市民は期待しています。自治体こそが、住民の命と暮らしの鍵を握っているからです。

 

 

 

 

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