石田敏高/参議院議員選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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参議院議員

任期満了に伴う参議院議員選挙(2022年6月22日告示、7月10日投開票)に新人の石田敏高氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので石田氏に関する情報をまとめています。

石田敏高氏の

    ・経歴
    ・学歴
    ・ご家族
    ・年収
    ・実績や評判
    ・公約
    ・その他

などについて記事をまとめていこうと思います。

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石田敏高/参議院議員選挙の経歴や家族は?

名前 石田敏高(いしだとしたか)
生年月日 1965年6月17日
出身地 大阪府堺市、大阪府高石市
最終学歴 ロンドン大学政治経済研究所(LSE)修士課程終了政治学修士、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻政治学修士
職業(前職) 衆議院・参議院議員の政策担当秘書
趣味 洋楽鑑賞、ギターの弾き語り等

石田敏高氏は大阪府堺市生まれの高石市育ちです。高石市立取石小学校・中学校を卒業後、私立清風高等学校に進学しました。

同校卒業後、神戸大学経営学部に進み卒業。その後の経歴は以下のとおりとのことでした。

1989年 株式会社日本長期信用銀行入行
1998年 デロイトトーマツコンサルティング株式会社 入社
1999年 衆議院選挙に大阪府第19区から立候補 次点46,911票獲得
2001年 衆議院議員 政策担当秘書
2002年 渡米し、政府インターナショナル・ビジターズ・プログラム
2002年 ロンドン大学政治経済研究所(LSE)修士課程 入学
2003年 同校修士課程 比較政治コース 終了
以降 衆議院・参議院議員の政策担当秘書

大学の学部卒業後に入行した日本長期信用銀行が約9年後に経営破綻し、その後の試行錯誤の後、秘書に落ち着かれた模様です。

その過程で、ロンドン大学政治経済研究所(LSE)修士を取得されています。他に法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻の政治学修士も取得されていますが、これはLSE修士課程修了後、本格的に秘書を始めてからのことかも知れません。

現在は、立憲民主党の斎藤嘉隆参議院議員(愛知選挙区)の政策秘書を務めています。

また、以下のとおり資格等を取得されています。

1989年 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員
1998年 米国公認会計士取得
1999年 国会議員政策担当秘書資格取得
2001年 保育士資格取得

「保育士」としての資格もあり、全国的に課題となっている保育園の充実化をはかるために、起業を検討した時期もあるとのことです。

今回は立憲民主党の候補者として大阪府選挙区から立候補します。

石田敏高氏 オフィシャルサイト
…FACEBOOK、TWITTERへのリンクあり

立憲民主党 候補者紹介

石田敏高氏 FACEBOOK

石田敏高氏 TWITTER

石田敏高/参議院議員選挙の学歴は?

石田敏高氏の学歴は、清風高等学校卒業、神戸大学経営学部卒業、ロンドン大学政治経済研究所(LSE)修士課程終了政治学修士、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻政治学修士です。

大学の学部卒業後、銀行に入行し、コンサルティング会社を経て秘書として働き始めた後で、大学院課程に進まれた模様です。

出身高校は?

清風高等学校は大阪府大阪市天王寺区にある学校法人清風学園が運営する私立の男子校です。

野山真言宗の宗門関連校であり、仏教を中心とした宗教教育を実施しています。

内部進学で最難関大学合格を目指す「理Ⅲ6か年編入コース」、受験に特化した学習で難関国立大学を目指す「理数コース」、各々の進路に合わせた教育で国立大学や難関私立大学を目指す「文理コース」に分かれます。

全国の約9割の大学での小論文入試が導入されているところは約9割に上るため、小論文指導にも力を入れており、為、専属のスタッフの添削と個人面接指導を実施しています。

以上、主にみんなの高校情報 清風高等学校から引用しました。

有名人では元体操選手の池谷直樹氏が同校の卒業生です。

出身大学は?

1)神戸大学

神戸大学は、1949(昭和24)年5月31日、「国立学校設置法」公布により、神戸経済大学・ 神戸経済大学予科・神戸経済大学附属経営学專門部・姫路高等学校・神戸工業專門学校・兵庫師範学校・兵庫青年師範学校を包摂して設置されました。

当初は文理学部・教育学部・法学部・経済学部・経営学部・工学部の6学部でスタートしています。

前身校の一つである神戸経済大学(旧神戸商業大学)は、東京商科大学(一橋大学の前身)、大阪商科大学(大阪市立大学の前身)と共に旧三商大と呼ばれています。

現在、文学部、国際人間科学部、国際文化学部、発達科学部、法学部、経済学部、経営学部、理学部、医学部(医学科/保健学科)、工学部、農学部、海洋政策科学部、海事科学部と、大学院とを擁しています。

【参考】みんなの大学情報 神戸大学

2)ロンドン大学政治経済研究所(LSE)

ロンドン大学とは、その名の「ロンドン大学」があるのではありません。

ロンドンの中心部に本部を置き、カレッジ制の大学のことを指します。

また、ロンドン市内すべての大学を指すのではなく、研究など今までの実績を通し現在では18のカレッジ・研究機関が所属しその総称を「ロンドン大学」と言います。

「人々のための大学」という理念を持っており、人種、宗教、政治的信条に関わりなく広く学問への門戸を開くためといった想いがあります。

以上、「ロンドン大学とは? ランキング」より引用しました。

1895年に設立されたロンドンスクール・オブ・エコノミクスは、1904年にイギリス初の社会学科を設置して以来、社会科学分野にて国内外からの高い評価を受けています。

1900年にロンドン大学へ加盟し、現在では経済学や政治学、法学、人類学など幅広い分野でも世界トップクラスの教育の場を提供。

多くの学問分野を開拓し、特に経済学、社会科学の分野では主要な大学ランキングにて常に上位にランクインしています。

現在までに18名のノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

以上、「ロンドン大学を知る」より引用しました。

The London School of Economics and Political Sciences(ロンドンスクール・オブ・エコノミクス) 公式サイト

3)法政大学大学院

法政大学は、東京都内の大学で、市ケ谷、多摩、小金井にキャンパスがあります。

その歴史は1880年、在野の法律家、金丸鉄、伊藤修、薩埵(さった)正邦らが東京法学社を設立した時に始まります。

1918年の大学令により、私立大学の設置が認可され、1920年に財団法人法政大学が発足します。今日の名称と形を持った法政大学の誕生です。
当初設置されたのは法学部と経済学部であり、これに予科と専門部が加わる構成でした。

現在は学部、大学院、専門職大学院、通信教育部、付属校を擁しています。

学部は法学部、文学部、経営学部、国際文化学部、人間環境学部、キャリアデザイン学部、デザイン工学部、GIS(グローバル教養学部)、経済学部、社会学部、現代福祉学部、スポーツ健康学部、情報科学部、理工学部、生命科学部を擁しています。

大学院は人文科学研究科、国際文化研究科、経済学研究科、法学研究科、政治学研究科、社会学研究科、経営学研究科、キャリアデザイン学研究科、公共政策研究科、政治学/公共政策研究科、政策創造研究科、人間社会研究科、スポーツ健康学研究科、理工学研究科、情報科学研究科、デザイン工学研究科、情報科学/理工学研究科があります。

石田氏は社会科学研究科政治学専攻を修了して政治学修士を取得されていますが、現在は社会科学研究科はなく、政治学専攻は政治学研究科に配されています。

【参考】みんなの大学情報 法政大学

石田敏高/参議院議員選挙の家族は?

石田敏高氏の家族についての情報は、示唆的なものも含めて、残念ながら見付かりませんでした。

独身を示唆する情報もありませんでした。

非常に理想主義的な考え方には独身かとも感じられましたが、少子化対策の丁寧さの背景には、ご家族の存在があるのかも知れません。

石田敏高/参議院議員選挙の年収は?

石田敏高氏は国会議員の政策担当秘書をされていました。

公設第一秘書の平均年収は、576万円〜888万円とも554万円~860万円ともいわれています。

550万円~900万円というところと思われます

【参考】国会議員秘書の年収

【参考】JOBQ 議員秘書の年収

石田敏高/参議院議員選挙の実績や評判は?

石田敏高氏は立憲民主党本部から「ちゃんと政策を訴えられる人」と評価されて立候補の要請を受けました。

石田氏は政策担当秘書として国会議員6人に仕えてきたキャリアが評価されたということと思われます。

また、イギリスの大学も併せて2大学の修士号を取得したばかりか、全国的に課題となっている保育園の充実化をはかるために自ら保育士の資格も取得された真摯さも評価されているのではと感じられました。

石田敏高/参議院議員選挙の公約は?

石田敏高氏のオフィシャルサイトに「5つの主な政策」が掲載されています。

1. 古き良きものを残し、魅せる

  街の魅力自体がアップすれば、その街の商店街でお買い物をする人も増える。

  これらにより、インバウンドだけに頼らない、京都や奈良にも負けない、
  大阪の街の活性化を目指す。

2. 夢洲(ゆめしま)の活用法を再提案

  現在話が進んでいる「統合型リゾート(IR)・カジノ」案よりも、国際的に評価の高い
  「流通基地」または国内入国待機期間を免除した「デジタル出島」として活用する。

  大型リゾート開発は、国内の過去事例を見ても、わずかな例を除いてほとんどが
  失敗・破綻している。

  カジノは大阪のみならず、近隣の都道府県にまでギャンブル中毒者を生み出し、
  社会的コストを増大させる恐れあり。

3. 働く人を大切にする法律・制度へ

  コロナで海外から来る人が減少している今こそ、国内労働を立て直すべき。

  労働法制を本来の労働者保護の方向に戻し、労働基準監督署を強化して
  違法なサービス残業等を取り締まり、国内産業の改革を後押しして
  労働生産性を上げる。

  一方で、安い労働者を使わないとやっていけない低採算企業は、
  良好な形でのM&Aや事業転換などを促していく。

  こうして「実質的な賃金の上がる国」にする。

4. 子どもを持つ人、持ちたい人には徹底的にサポートをする

  北欧の事例のように、産休・育休が当たり前となり、
  働きながら子育てをする親を全力で支援していけるような体制づくり。

  「子どもの育児は家庭の責任」ではなく「子どもは社会全体で育てる」と
  いう価値観へと変化させ、婚外子やシングルマザー、不妊治療のサポート、
  養子縁組などについても、政治・行政がその取り組みを強化していく。

  子どもを持てない理由には「学費の高さ」も挙げられる。
  教育はまず公教育が中心となるべきで、
  少人数学級で子どもの個性にあった教育を実現し、
  高等教育(大学・専門学校)の学費は、大学への運営費交付金を見直しする。

5. アップデート日本の政治

  選挙で選ばれた議員が物事を決める「代表制民主主義」は、
  党利党略によって本当に良い政策がとられない恐れがある。

  憲法や社会保障など、政党政治から距離を置いたほうが良い結果が得られそうな
  課題については、「抽選制民主主義」つまり、抽選で選ばれた市民・専門家・
  議員で構成する専門委員会で議論するという新しい形をとる。

  実際に、抽選制民主主義はアイルランドやカナダの州などで導入されている。

  また一方で、拘束力のない「インターネット投票」などを各課題別に
  導入することによって直接民主制も取り入れる。

また、各政策分野についての考え方・傾向のデータもありました。

立憲民主党員に相応しく、中道左派であり、安全保障上はある程度現実的で柔軟な考え方をする。改憲論議をタブー視はしない。

しかし、憲法9条改変、核共有、敵基地攻撃能力保有には明確に反対するという立場がわかります。

2022参院選 候補者アンケート 石田敏高氏
…FACEBOOK、TWITTER、LINEへのリンクあり

候補者アンケート 読売新聞社調べ 石田敏高氏

朝日新聞 候補者のスタンス(要ログイン箇所あり)

石田敏高/参議院議員選挙の立候補した理由は?

石田敏高氏が今回の参議院議員選挙に立候補された理由は、「産経新聞 2022参院選主な候補者の横顔 石田敏高氏」の記事に記されています。

大卒後約10年、日本長期信用銀行(長銀)で勤務。1998年の金融危機で、金沢支店の店舗責任者として取り付け騒ぎを経験し、「政治家が経済を知らないために、昭和の金融恐慌のようなことをやらされる国民がかわいそうだ」と政治の道を志したとのことです。

2012年には民主党から衆院選に立候補し、次点で落選した後、政策担当秘書として国会議員6人に仕えました。

今回の選挙への立候補は、直接的には立憲民主党本部の要請によるものでした。

当初は政治家の多忙さに触れ、国政再挑戦の気持ちは「あまりなかった」そうですが、故郷での党勢衰退を憂い、「ちゃんと政策を訴えられる人」との党本部からの要請に、「僕しかいないと思った」と立候補を決めたとのことです。

「日本維新の会が野党第一党を目指す以上、維新の本拠地・大阪で立憲民主党が逃げるわけにはいかない。『やるしかない』とすぐに決めた。」と語られているそうです。

石田氏が所属する立憲民主党は、現時点で最大野党であり、最大の護憲リベラル勢力でもあります。

最近、日本維新の会が勢力を伸ばしつつありますが、同党は自由民主党よりも更にタカ派の国家主義派・改憲派であることが明らかになっています。

石田氏の行動には、この状況に危機感を感じ、何としても日本維新の会の更なる躍進を阻止したいとのリベラル政治家としての使命感が感じられました。

折しも同じ立憲民主党の菅直人元首相の、日本維新の会の牙城の大阪府に乗り込んでの挑戦に連携されている姿勢が「石田敏高氏についてのIWJとりまとめ記事」からも伝わってきます。

石田敏高/参議院議員選挙の選挙結果は?

石田敏高氏は1999年の衆議院議員選挙に大阪府第19区から立候補し、46,911票で次点となっています。

今回は23年振りの立候補です。

石田敏高/参議院議員選挙の引退の可能性は?

石田敏高氏は、政策秘書をライフワークとされていたところを党本部からの要請に応じて立候補された模様です。

今回当選するか、落選しても強い要請があれば再度立候補されると思われます。

落選してその後の要請がなければ、政策秘書に戻られると予想されますが。

今回の選挙の結果如何に関わらず、立候補への要請は今後も続き、年齢が57歳とまだ若いこともあって、国政選挙への候補者からの引退は当分無いように思われます。

まとめ

石田敏高氏は、新卒入行約10年後の経営破綻という大事件を経験し、30歳代前半でのコンサルタントや国政選挙立候補等の大いなる試行期間を経て政策秘書に転身されました。

その後、ロンドン大学を含む2つの大学院の修士号を取得されたばかりか、保育園の充実化をはかるために自ら保育士の資格も取得されました。

元々エリートでありながら、政策秘書として、泥臭く研鑽に研鑽を重ねてきた姿が浮かびあがります。

裏方に徹する考えでおられたようですが、今回、所属する立憲民主党の本部からの要請に応じて、故郷であり日本維新の会の牙城でもある大阪府選挙区から立候補し、勢力拡大阻止のために菅直人元首相と共に奮闘する姿にリベラル政治家としての危機感と使命感とを感じました。

ただ、あくまでも国民のために最善の政策を追求する意思が前面にあり、政局には関心が薄い印象を受けました。

この点が議席確保で不利に働くことが筆者としては少し気になるところです。

現在、論戦巧者の菅直人元首相と共闘して日本維新の会に立ち向かわれていることは、この弱点(?)を補う上で大きなプラスと思われます。

有料資料の不正使用の疑いを受け、謝罪の一幕がありましたが、石田氏の考え方や人柄から悪質性は低いと思われます。

筆者個人としてはワキの甘さは否めなかったと思われ、選挙戦での利敵行為を無くしていくことが大切と、つくづく感じられました。

【参考】Adobe利用規約トラブル

お詫び