浅見宣義/長浜市長選挙の経歴や家族は?年収や選挙結果も!

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任期満了に伴う長浜市長選挙(2022年2月20日告示、2月27日投開票)に新人の浅見宣義氏が当選を目指して立候補する意向を表明されていますので浅見氏に関する情報をまとめています。

浅見宣義氏の

    ・経歴
    ・学歴
    ・ご家族
    ・年収
    ・実績や評判
    ・公約
    ・その他

などについて記事をまとめていこうと思います。

浅見宣義/長浜市長選挙の経歴や家族は?

名前 浅見宣義(あさみのぶよし)
生年月日 1959年6月28日
出身地 滋賀県長浜市湖北町
最終学歴 東京大学法学部卒業
職業(前職) 大阪高等裁判所判事
趣味 (野球?日本古典?)

浅見宣義氏は地元、長浜市湖北町山本の出身で、兼業農家で特定郵便局長の次男として生を享けました。

朝日小学校、湖北中学校、滋賀県立虎姫(とらひめ)高等学校を経て、東京大学法学部を卒業されました。

中学校と高等学校ではいずれも野球部のキャプテンでした。

1985年11月に司法試験に合格し、その後2年間、司法修習生として大津に滞在します。

以後の経歴は下表のとおりです。

1988年 4月12日~1990年 3月31日 京都地裁判事補
1990年 4月 1日~1993年 3月31日 津地家裁判事補
1993年 4月 1日~1996年 3月31日 大阪地家裁堺支部判事補
1996年 4月 1日~1998年 4月11日 宮崎地家裁判事補
1998年 4月12日~1999年 3月24日 宮崎地家裁判事
1999年 3月25日~1999年 3月31日 大阪地裁判事
1999年 4月 1日~2001年 3月31日 預金保険機構大阪特別業務部総括調査役
2001年 4月 1日~2004年 3月31日 大阪地裁判事
2004年 4月 1日~2008年 3月31日 大分地裁1民部総括
2008年 4月 1日~2011年 3月31日 神戸地家裁伊丹支部長
2011年 4月 1日~2014年 3月31日 東京高裁4民判事
2014年 4月 1日~2018年 3月31日 京都地裁7民部総括
2018年 4月 1日~2021年10月17日 大阪高裁14民判事

金融機関の破たん処理や不良債権回収等のために預金保険機構に出向した時、経済の最前線も学んだとのことです。

2021年10月18日、故郷長浜への貢献を志して、大阪高裁判事を依願退官されました。

今回、保守系無所属として立候補されています。

任意団体「日本裁判官ネットワーク」の設立メンバーで、司法改革に尽力されていました。

大分では、県知事から「かぼす大使」に任命されています。

趣味は明示されていませんが、「万葉集」のファンで、NHKの「日めくり万葉集」にも3回登場したことがあるとのことです。

日本の歴史が非常に好きだとも動画で話されていました。

また、野球部の鬼キャプテンだったことは、未だに後輩の方によく覚えられているそうです。

浅見宣義氏 公式サイト・ブログ等

新日本法規 浅見宣義氏 裁判官検索

弁護士山中理司のブログ 浅見宣義裁判官(40期)の経歴

浅見宣義/長浜市長選挙の学歴は?

浅見宣義氏の学歴は、滋賀県立虎姫高等学校卒業、東京大学法学部卒業です。

出身高校は?

滋賀県立虎姫高等学校は、滋賀県長浜市宮部町に所在します。

滋賀県立虎姫中学校として1920年に開校しました。

ほとんどの学生が大学に進学する進学校です。

出身大学は?

東京大学は欧米諸国の諸制度に倣った、日本国内で初の近代的な大学として1877年に設立された国立大学です。

日本の大学の頂点に立つといえるでしょう。

元々、官僚養成を目的とした教育機関でした。

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浅見宣義/長浜市長選挙の家族は?

浅見宣義氏には3人のお子様がおられます。

奥様は弁護士で共働き。子育ても負担を分担されていました。

仕事の関係で夫婦別居を余儀なくされたとき、浅見氏自身がお子様と同居していたことがあります。

浅見宣義/長浜市長選挙の年収は?

浅見宣義氏の前職は大阪高等裁判所の裁判官(判事)でした。

判事というだけでは、年収等の細かな推定は困難です。

裁判官の平均年収についてのサイトがありました。

次のように記述されています。

・年収の幅としては、概ね500万円~2,000万円。
・12~13年のキャリアがある裁判官の平均年収は1,000万円以上だと考えられる。

別の詳細な表によると、修習期によって、裁判官の報酬が決定されるようです。

浅見氏は修習期が第40期なので、退官直前では¥12,660,000/年ほどだったと思われます。

 計算式:¥1,055,000/月 × 12か月 = ¥12,660,000/年

また、同じ表から浅見氏の退職手当は概ね4400万円だったと推測できます。

2021年度については、通常の報酬は半年分だったので年収は現時点では約5000万円と推定されます。

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浅見宣義/長浜市長選挙の実績や評判は?

浅見宣義氏は、裁判実務に熱心に取り組むほか、改革派(日本裁判官ネットワーク)の裁判官として論文・著作等を多数執筆(代表作・判例時報「静かな正義の克服をめざして」。後記「裁判所改革のこころ」所収。)。

人気漫画「家栽の人」(毛利甚八原作)でも論文が紹介されたほか,改革派の裁判官として、久米宏のニュースステーションに登場し、刑事裁判についてコメントをされたこともあります。

以下の著書があります。

「裁判所改革のこころ」(現代人文社 2004年)
「裁判官は訴える!私たちの大疑問」(共著 講談社 1999年)
「裁判官だってしゃべりたい! 司法改革から子育てまで」(共著 日本評論社 2001年)
「希望の裁判所 私たちはこう考える」(共著 LABO 2016年)
「裁判官が答える 裁判のギモン」(共著 岩波書店 2019年)
「裁判官だから書ける イマドキの裁判」(共著 岩波書店 2020年)

また、裁判官の人事評価制度の在り方について、最高裁判所に意見を寄せています。

最高裁判所事務総局に直接寄せられた裁判官の意見

国民に向き合い続け、より良い裁判官とは何かを模索し続けて来られたとの印象を持ちました。

浅見宣義/長浜市長選挙の公約は?

浅見宣義氏は、自身の公式サイトの「政策提言」で、長浜市の人口減少が滋賀県内で最悪となっている理由を、「長浜市に『未来図』がなく、市民が将来に『夢』や『希望』を持てないため。」とされています。

その上で、「長浜を県北の都とする」ことを全体像として掲げて、多くの具体的な提言をされていました。

下表は基本的に項目のみを洗い出したものですが、特に動画では具体的な内容に踏み込んで説明されています。

「2. 1)人口減少対策に積極的に取り組む」は具体性が際立っていたので、筆者としても表内で詳細に触れました。

また、「これらを実行するためには健全で持続可能な財政基盤が必要。今後5年間の財政計画を策定し、これを市民の皆様に公表=『見える化』する。」との主旨のことも宣言されています。

1.市政を大改革する
 1)税金の使い道の重点を「ハコモノ」から「長浜市の未来」に改める
  →医療、教育、ICT等に重点を移す
  →財源増加のために産業振興、用途廃止物件の正当な入札・売却、地元特産品による故郷納税の増額を行う
 2)長浜改革会議を設置する
  →様々な分野の英知を結集
 3)長浜市の市長、市議会、職員が正常な関係を回復し、一緒になって市政への信頼回復を目指す
 4)長浜市版「党首討論会」を実施する
 5)情報を積極的に公開する
 6)市長のリーダーシップで政策を立案する
 7)女性が持つ感性や女性の声が反映された市政運営及び女性活躍の場を支援する
 8)長浜政治塾(私塾)で若手や女性等のリーダーを育成する

2.「日本一住みやすいまち」を目ざす
 1)人口減少対策に積極的に取り組む
  ■雇用創出・雇用確保
   ・IT企業を含む企業誘致を行う
   ・地元企業と人材のマッチングを応援する
   ・中小企業の育成・支援をする
  ■若者世代の地元への定着
   ・若年層向けの住宅支援を行う
   ・待機児童の存在についての調査及び解消の取組みをする
   ・一時保育の機会拡大や兄弟姉妹の同一保育園通園保障等を行う
  ■効果的な空き家解消
   ・市役所内に総合的な空き家対策に取り組む専門チームを新たに設置する
   ・各種ネットワークなどとの有機的連携も図る
   ・各地からの移住支援をする
   ・商店街振興等とも連動した空き家活用をする
   ・放置空き家(特定空き家)の迅速な整理などに取り組む
  ■北部の地域資源をフル活用したまちおこし等を拡大して関係人口を増やす
  ■整備予定の(仮)神田SICから田村駅にかけての地域活性化
  ■JR乗降客の利便性確保とダイヤ運行維持
  ■人口減少対策の各施策が縦割り行政の弊害なく体系的・有機的に効果を発揮する仕組みの創設
   (例:人口減少対策局の設置)
 2)未来子ども局の設置による一貫した包括的子育て政策を推進する
  …生まれる前から成人までの子どもとその親を支援する体制、さらに、そのためのまちづくりを推進
   男性も育児休暇を取りやすくする。
 3)県下一番のいきいき学力都市を目指す
  …市役所内に専門プロジェクトをつくる。スクールカウンセラー等あw整備
 4)長浜市内にある高校への地元進学と市外からの進学増を促進する
 5)コロナ対応を徹底、大切な医療を積極的に確保する
 6)福祉・介護・健康施策を充実する
  …買い物支援。見守り支援の充実。空き家対策。未利用公共施設の有効活用。他
 7)安心、安全を確保する社会的インフラ・サービスを充実する
 8)脱炭素先行地域化の取り組みにトライを検討する

3.「大発展する街」を実現する
 1)市内産業を発展させ、雇用の場を拡大させる
  …隣接市も含めた経済圏構想。情報通信関連産業誘致のための
 2)「令和の時代の滋賀の高専」の候補地に立候補する
 3)「稼ぐ観光」「滞在型観光」を推進する
  …伝統産業の活用、「道の駅」を活用した特産品の販売
  …農業:転作等緩和、バイオ大学・情報関連産業とのコラボ推進
  …林業:人材育成のための教育
  …歴史観光資源の組織化、テーマ毎のコース化等
  …空き家を活かした民泊
  …その他
 4)若者が集える「楽しいまちづくり」を進める
  …長浜市には2つの大学があって、実はたくさんの若者が近隣府県から集まっている。
   スポーツ施設・店舗等を設置する等の施策がある

浅見宣義/長浜市長選挙の立候補した理由は?

浅見宣義氏は、「自分を育ててくれた長浜、湖北地方に恩返しをしたい。経験が生かせる」と出馬の動機を語られています。(新聞報道)

ここでの「経験」とは、家庭裁判所裁判官としての実務や、「日本裁判官ネットワーク」設立メンバーとしての司法改革への尽力のことと思われます。

家庭裁判所では,大きく二つに分けて,少年事件と家事事件を取り扱っています。

浅見氏の経歴を見ると、特に家庭裁判所での経験が長いことがわかります。

裁判官として、こういった事件の背景を理解する不断の努力をされていたことでしょう。

それが故郷の市長選挙への立候補につながったと思われます。

公式サイトの動画でも理由を語られています。

市長選挙に立候補したとき、定年までまだ2年9か月あり、「裁判官を辞めてまですることか?」と同僚に呆れられたそうです。

しかし、本人に迷いはなかったとのことでした。

「13歳の時に世の中のためになる仕事がしたいと思った。裁判官も社会に必要な仕事だが、その仕事は大体は、やり切った。定年まで残された期間を考えると、原点に戻って政治の立場からの仕事がしたいと思った。故郷への思いもある。」とのことです。

浅見宣義/長浜市長選挙の選挙結果は?

浅見宣義氏の国・地方公共団体への立候補は今回が初めてです。

浅見宣義/長浜市長選挙の引退の可能性は?

浅見宣義氏は、まだ59歳であり、政治家としては引退される年齢とは思えません。

ただ、過去にも裁判官出身の市長がいたことは事実ですが。

裁判官は地方公共団体の首長の経歴としては珍しいと思われるので、今回の選挙で、それがどのように影響するかが未知数と思われます。

公式サイトの動画を視聴したところ、気さくな人柄が感じられました。

このことはプラスに作用すると思われます。

まとめ

司法は三権分立の不可欠の構成単位ですが、「問題が持ち込まれて初めて動く」ことが特徴です。

特に裁判所は、制度上どうしても、そうなる所です。

そのため筆者は、裁判官だった浅見宣義氏の市長職とのマッチングに、当初は疑問を感じていました。

それだけならば、「制度上致し方ない」ということでしょうが。

日本国憲法の第36条で残虐刑を禁止しているにも拘わらず、最高裁判所は死刑制度を存置しています。

欧米諸国では控訴は被告人にのみ認められているのに、日本では圧倒的に有利な立場の検察による控訴を認めています。

これでは、たとえ死刑存置論者であっても、わかりやすく「違憲ではない。最高裁判所は憲法裁判所として適格だ。」と主張することはできないでしょう。

加えて、自白偏重、推定無罪の原則の無視、再審請求の困難性等は、日本の国内外に広く知られたことです。

これだけの背景があれば、日本の刑事司法の病的性への批判については、人間として同意せざるを得ません。

浅見氏の立候補については、上記の背景から、共感できない部分が正直なところありました。

しかし、浅見氏については調べる内に次のことがわかり、特に「立候補は勇気ある一つの決断。候補者として立派な方だ。」と思い直しました。特に➂には敬服させられます。

➀刑事事件ではなく、行政事件や国家賠償事件を含めた民事事件の裁判を中心に行ってきた。
 必然的に行政について深い知識を有するようになった。
 刑事司法の現状への責任は限定的かも知れない。

➁家庭裁判所の経験が長い。

➂裁判官のあり方について熟考を重ね、立派な意見書や論文を発表している。
 裁判を市民のものにする提言を行ってきた。

「政治を軽蔑する者は軽蔑に値する政治しか持つことはできない」との言葉があります。

政治に疑問を持つならば、棄権や白紙投票は最悪の対応といえるでしょう。

同じことは裁判についてもいえると思われます。

政治家も裁判官も社会に必要な職業であり、浅見氏は正に司法の現場の裁判官として、できることを最大限行ってこられた方だといえます。

元裁判官が立候補したときの筆者の基本的な印象は今後も変らないと思います。

浅見氏についても、その印象が完全に拭えたわけではありません。

しかし、立候補者を正当に評価することは、主権者である国民の義務と考えます。

浅見氏は、識見として最有力な立候補者の一人と感じられます。

公式サイト内の動画は、非常に興味深く、勉強になる内容でした。

浅見氏自身の他、各分野の第一人者が出演されています。

氏の豊富な人脈を示すものでしょう。

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市長
選挙立候補者研究所